個人ではマーケットは作れない
指導3日目は「マーケットを知る」という事を伝えさせていただきました。
皆さんはマーケットって聞くとどような事を想像されますか?
・住宅マーケット
・保険マーケット
・コスメマーケット
・エコマーケット
などなど、数え切れないくらいのマーケットが存在します。
でも、今回は「売上に繋がる可能性のあるマーケット」のことを、
マーケットと定義することにいたしました。
例えば、、
住宅マーケットは1000万人あると言われていても、
実際に住んでいる地域で考えてみると50人だったりするわけです。
ですので、
自分のビジネスが影響する範囲に住んでいる人のなかで、
興味関心を持って行動をしている人が何人いるのか?ということを
僕は売上に繋がる可能性のあるマーケットと読んでいます。
行動をしている人とは、
簡単にいえば「キーワードで検索している人」ということです。
潜在的に1000人のお客様がいたとしても、
実際に検索をしている人が50人だった場合は、
僕たちが出会う可能性があるのは50人だけだからです。
この50人との可能性があるということを前提にして、
ビジネスを考えないと期待値だけが大きくなってしまい反応が取れないという事になります。
東京では5000回検索されるキーワードでも、沖縄では50回まで減ってしまう。
人はどうしても自分の関わっているマーケットのことを過大評価してしまうものです。
個人事業主の周りにには個人事業主が多いので、
多くの人が起業している(むしろ起業して当たり前くらい)と感じてしまいますが、
公務員の世界にいるとびっくりするほど起業するかたは少なく、本当にそんな人っているの?と思うくらいだと思います。
客観的にマーケットの大きさを把握するためには、
データとしてリサーチする必要があります。
それが「マーケットを知る」ということです。
いまの時代は「検索エンジンで検索をする」という行動が数値化されていますので、
本当に簡単にマーケットの大きさや傾向を知ることができます。
「自習室」というキーワードの月間検索数は、
東京では5000回検索されているのですが、
沖縄では50回だけです。
「自習室は儲かるらしいから起業してみよう!」と思われた場合は、
マーケットをリサーチすることで東京で起業するか沖縄で起業するべきかが
一目瞭然で把握することができます。
(実際には競合がどれくらいいるのかなども考慮する必要がありますが、、)
僕たち一般人は、マーケットを作ることができません。
例えば、パーソナルトレーニングが多くのかたに認知されていますが、
個人が「パーソナルトレーニング」をここまで広げることは不可能だと思います。
その理由ですが、
個人や中小企業では影響力も予算もないからです。
月間何億円という広告費を使えるのであれば、
特定地域にマーケットを生み出すことは可能かも知れませんが、
実際には非常に困難です。
なので、すでにあるマーケット(関心をもって検索している人が多いキーワード)に対して、
商品やサービスを提供するのがベストだと言えます。
ビジネスを作るときには、
どれだけマーケットがあるのかを知り、
そのマーケットで選ばれるための方法を考えるのが大切です。
3回目の指導では、このマーケットの大きさを調べるための具体的な方法をお伝えさせていただきました。
その結果、事前にビジネスの規模や未来像をイメージすることができるようになります。
何も知らないまま、きっと行けるはず!と思って飛び込んでしまうのは非常に危険です。
きちんとマーケットを調べて、その現実を踏まえて深く考えることがとても大切なことです。
Webコンサルタント
・Google Dance Tokyo 登壇
・Google Webmaster Conference OKINAWA登壇
・沖縄初となるGoogle講演会を主催
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